お子さんのピアノの練習にモヤモヤ〜実はピアノあるあるなんです。
ピアノを始めたばかりの時、
親子共に毎回,レッスンが楽しみに
そして
練習をそんなにやっていなくても
はなまるがもらえます
しかし、
たとえゆっくりペースでも
少しずつレベルが上がれば
そのうち、
確実に練習をしなければ
はなまるはもらえなくなります。
逆に小さな頃からお母様がお子さんの
練習につきっきりのパターン。
お母様がピアノ経験者に多いパターンです。
親子関係が良い状態なら
途中まではうまくいきます。
これを続けていくと
お子さんが自立できなくなり、
なんでもお母様に聞かないと
わからない子、
頼りすぎてしまう子になってしまいます。
そのうち、ピアノは好きなんだけど、
練習が嫌い!と,言い出します。
それは、なぜか?って?
練習のとき、いつも
お母様が口出しするからなんです。
ですから、このパターンは
意外と
お母様が未経験の場合の方がうまくいきます。
それは ご自分がピアノが弾けないので、
お母様がお子さんに
「凄いね!」
「上手だね!」
と,心の底から
褒めるので、お子さんは自信を持つからです。
では、放任主義のほうが良いのでしょうか?
それは違います。
これは、勉強もピアノも同じです。
ほったらかしていたら、どちらもできません。
まず、
①環境を整えてあげる事が大切です。
環境という事は、
物理的環境(楽器)
練習ができる環境(うるさい所はNG)
いつも決まった時間に練習をするなど、
お子さんが練習をしたいと
思えるルーティーンを作ってあげる。
ご飯の前、遊びに行く前、学校へ行く前
ゲームをする前なにかの前が効果的
②保護者は放任主義、過保護にならず、
見守る事を仕事と思う事。
③レッスンから帰って来て
次の日(又は当日)練習をさせる
それは、人間の記憶は忘れてしまうからです。
レッスンでは必ず理解できるようにしています。
しかし、
人間の脳は、教室のドアを
出た瞬間から忘れていきます。
それをすぐに復習する事によって、
思い出し、毎日、忘れては思い出していく…
そうすれば
わからないから練習をしない→
練習をしないから弾けない→…
のようには なりません。
人間の脳について、
エビングハウスの忘却曲線があります。
ドイツの心理学者エビングハウスの
論文による物です。
人間の脳は、覚えた瞬間から忘れていき
20分で、40%忘れていく
しかし、24時間以内に復習をすれば、10分の復習で100%戻る
人は情報を覚えた瞬間から忘れ始め、20分で覚え たことを約4割忘れていることがわかります。しか し、その後の記憶保持率の低下は緩やかになり、ゆっくりと覚えたことを忘れていきます。
しかし、
見守る事がいかに大変な事か?
遡れば、
長女が小学校1年生の時、
(茉里先生の姉)
ヤマハ音楽教室専門コースに
通っていました。
その頃の専門コースはオーディションで
受からないと入れなかったので、
きている保護者はとても熱心でした。
当時、反抗期だった娘。
私との練習はもちろん言うことを聞かず、
ピアノのレベルはグループ8名中、
最下位。
中には
「ピアノの先生の子なのにねー」
と、いうお母さんも
また、ピアノの発表会の
プログラムを見た
あるお母さんは、
「あ〜良かった○○ちゃんの後でなくて〜」
○○ちゃんとは、
1番ピアノが上手だったお子さん。
じゃあ、誰の後なら良かったの?
うちの娘でした
こんな状況下でも
グランドピアノで練習をする時間は決めて
必ず出かける前にピアノを練習させる。
これを徹底させました。
ですから,これは娘との根比べです。
TDLへ行く時も旅行へ行く時も
必ず、ピアノの練習をしないと出かけられません。
しかし、
ピアノが段々と自信がなくなり、
嫌いになっては困ると思い、
親子,友達親子と
ヤマハのパフォーマンス部門のコンクールに出て
特別賞をもらった事もありました。
娘達は、踊って
大人がエレクトーンを弾きました。
それから長女が小学校4年生になり、
段々と本人のやる気が芽生えると
楽器店コンクールで審査員特別賞金賞を取り、
それからは、ピアノを特技と自信がもてるようになり、
次女の茉里先生と同じ
東京音楽大学ピアノ科に進みました。
現在は、
東京都小学校音楽専科の先生になりました。(育休中)
私は、「継続も才能」と思っています。
なぜなら、継続する過程には
忍耐力が必要だからです。
それを乗り越えて継続するので
それは立派な才能です。